校にて体験授業を始めて10年以上経ちますが、『琴』という楽器を知らない子供たちがほとんどです。

音楽の教師でも『琴』の指導ができる方はほとんどいません、授業は『春の海』のCDを聞かせて終わることが多いです。

これでは日本の楽器『琴』は そのうち消滅してしまいます。

『琴』の音色の美しさをもっとみんなに知ってもらいたい、伝えたいと思って日々演奏活動や講師活動をし続けています。

私が行っています体験授業では、①一限目で楽器説明・譜面の見方・そして私の演奏。
②二限目は体験授業、『琴』は二人に一つ用意、
交代で♪さくらさくら♪を一曲をひきます。
たいてい一時間でひけるようになります。

時間が一限しか取れない場合や、多人数対象の場合は①の授業だけでも日本伝統楽器『琴』を伝えることができます。

子供たちは「初めてなのに、なぜか懐かしい」と音色にうっとりします。

「気持ちが優しくなれる」「癒される」「もっとひきたい」
・・・意外なことに、元気いっぱいのやんちゃな男の子が『琴』にはまって、授業が終わっても目をキラキラさせて帰らないことがよくあります。

先生も、この子たちがこんなに集中する姿は見たことありません!と驚かれます。
『琴』の魅力ってすごいなあ~っていつも感心させられる場面です。

そして、彼らはとてもお行儀よく挨拶して丁寧語で話してくれます。
これも先生たちはびっくりのようです。

私の『琴』についての授業の締めくくりは、音階を日本音階からドレミ~音階に変えて

♪ジュピター♪

♪天空の城ラピュタなどみんなの知っている曲を生演奏します。
一気に『琴』が身近な楽器となった瞬間、子供たちの目の色が変わります!

『琴』ってすごい!
『琴』の音色が好き!『琴』を弾きたい!
子供たちの気持ちです。

『琴』を守るためには、色んなジャンルの曲も演奏する必要がある!
これが、わたしの実体験からの感想です。
ここから、私の演奏スタイルができました!

◆学校での体験学習実績(学校名称順不問)

・高槻市立芝生幼稚園 ・高槻市立松原幼稚園 ・高槻市立桜台幼稚園
・高槻市立玉川幼稚園 ・高槻市立南大冠幼稚園  
・高槻市立冠小学校 ・高槻市立磐手小学校 ・高槻市立真上小学校
・高槻市立芝生小学校 ・高槻市立玉川小学校 ・高槻市立桜台小学校
・高槻市立柱本小学校 ・高槻市立土室小学校  
・高槻市立冠中学校 ・高槻市立第三中学校 ・高槻市立五領中学校